Kase's Diary

日記とかメモとか

宮崎駿の保育園

9:00-9:45のNHK総合の番組「初春トーク 宮崎駿養老孟司」を途中から見た。

宮崎駿の保育園構想がよかった。

現代の子供は生まれた時から (ゲームはもちろん、マンガやアニメも含め)バーチャルな物に取り囲まれているということで、コンクリートもプラスチックも露出していない、木でできていて、自然に囲まれた保育園の構想を絵に描いていた。宮崎駿らしい、子供ならずも行ってみたいと思わせる素晴らしい絵だった。
わざとでこぼこを作り、坂をつくり、階段やはしごを作る。不便は楽しいし、子供の成長にも重要だ。
「子供は危険がなければ成長しない(だったかな?)」という言葉が印象に残った。

絵の構想がどこまで実現しているのかはよくわからなかったが、保育園はすでにジブリ美術館のそばに開園しているらしい。まだ30人とかだそうだが、建物はやたらと大きかった。きっと大赤字に違いない。
絵を描くだけでなく、作って運営しているというところがすごい。

崖の上のポニョ」でも描かれていた、保育園の隣にケアセンター(老人ホーム?)を作り、子供と老人の交流させるということもやっている(考えている?)という。
老人にとって、すぐそばに子供がいて、声が聞こえる/交流があることの重要さを説いていた。

今後どんな映画を作っていきたいかという問いには、現代は経済や政治が重要視されているが、もっと重要なのは自分の心の深いところにあり、そういったことを表現していきたいとのこと。

応援していきたい人だ。

 
# アフィリエイト初めて使ってみた。