Kase's Diary

日記とかメモとか

タスマニア旅行記(8:空中滑走(canopy tour)〜シドニー〜帰国)

1日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目のつづき)

8日目:2010年3月27日(土)

最終日。空中滑走のアクティビティを楽しみ、タスマニアからシドニーに寄って帰国する日。



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EveryTrailにも経路と写真を入れてます。地図を示しながらのスライドショーです

Windmil Hill - Launceston

Daybreak of Launceston
今日も夜明け前に起床。B&B裏の Windmil Hill 公園を散歩。
7時の鐘が街に響いた。


at Windmil Hill - Launceston
丘の上の公園ではあったが、あまり展望の良いところはなかった。
大きな松ぼっくりがあったので iPhone と写真。


8:05にB&Bを出発し、8:27に Hollybank Treetop Adventure に到着。
ちょっと早かったので係の人が来るまでゲートで待った。

Hollybank Treetop Adventure

Hollybank Treetop Adventure はワイヤーロープを滑車で滑るアクティビティ。
「Canopy tour」というらしい。先日NHKテレビで新潟の同じようなアクティビティを紹介していたが、そちらは「ZIPLINE ADVENTURE(ジップラインアドベンチャー)」と呼ばれていた。
Hollybank の Canopy tour は滑走距離、高さともに新潟のものの数倍ある。また、新潟のものは息子は身長・体重制限で乗れない。ここで行けてよかった。
(2010年8月14日追記:ここで書いていた新潟のアクティビティはアルプの里のジップラインアドベンチャーです。身長120cm以上とのことです。それとは別に先月7月16日に別のアドベンチャーがオープンしました。こちらは身長120cm以下でもできます。そのフォレストアドベンチャー湯沢中里については別の日記に書きました。)


ツアーは7本のコースを2時間近くかけて周る。準備を含め1回3時間もかかる。
最も長いのは400mあり、細い川の数十m上空(最大30m)を下流に向けて滑り降りる。



↑ Hollybank Treetop Adventure の公式ビデオ。すごい。この通りだった。


ツアーは9時開始。最初は解説と装備の装着。装備はかなり厳重。
息子の分はインストラクターがやってくれる。


時間をかけて全員の装着を確認し、練習用の設備へ。



↑ 私の練習場面。


Hollybank Treetop Adventure
15分ほどかけて乗り場へ向かう。途中、タスマニアの森の解説がある。


I'm flying!
最初は低く、短いコースから。↑これは3本目くらい。私。


Canopy Tour Cloud Station
途中の乗り継ぎ場所は、なんと、木に固定されていて人口の柱を使っていない。あの場所に12人も乗る。
ムササビのように木から木に飛び移りつつ移動する。



息子はインストラクターに抱っこされて滑る。


400m !! Longest zip-line wires
これが400mのコース。スリル満点。


このロングコースの次の15mくらいの短いコースが最後。
息子はこの最後のコースだけ一人で滑らせてもらえた。


ツアー中はカメラを使えないので、写真は下から見学者が撮るか、インストラクターが途中で撮った物を後で買う。


私も息子も大満足。ツアーに参加して何かと息子を気遣ってくれた老夫婦と住所とメールアドレスを交換した。

シドニー

at Launceston Airport
Launceston 空港でレンタカーを返し、シドニー行きの飛行機へ。


16:30 シドニー着。
国内線ターミナルから国際線ターミナルに移動し、チェックインしようとしたところ、まだ時間が早すぎて駄目とのこと。料金を払って預り所に荷物を預けた。
たった2時間だが、この空き時間を使って電車で Harbour Bridge を渡ってみることにした。急いで駅へ。時刻は 17:30 。


Sydney Harbour Bridge
一度 Central 駅で乗り換え、18:07 頃、電車が Sydney Harbour Bridge を渡った。
渡ってすぐの Milsons Point 駅で降り、記念写真を撮って反対向きの電車へ。


at Sydney Harbour Bridge
橋の上から見た夕焼けがきれいだった。


乗り換えの Central 駅で息子がトイレに行きたがったので、駅員にお願いして改札の外のトイレを貸してもらい、空港行きの電車に飛び乗る。


空港についてチェックインが終わったのが 19:15 。
ジェラートを食べてほっと一息。


慌ただしかったけど、家族みんなが満足できた旅行になった。


(おわり)


1日目:シドニー〜ホバートはこちら)
2日目:エアウォーク、ウエリントン山、ホバートはこちら)
3日目:リッチモンド〜セントクレア湖〜ストラーンはこちら)
4日目:West Coast Wilderness Railway〜Henty Dunes大砂丘はこちら)
5日目:クレイドルマウンテン国立公園でハイキングはこちら)
6日目:クレイドルマウンテン〜ワイルドライフパーク〜東海岸はこちら)
7日目:ワイングラスベイ〜ロス〜ローンセストンはこちら)

タスマニア旅行記(7:ワイングラスベイ〜ロス〜ローンセストン)

1日目2日目3日目4日目5日目6日目のつづき)

7日目:2010年3月26日(金)

ワイングラスベイを見るためにハイキングして、古い美しい街ロスに寄り、ローンセストンへ移動する日。



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Diamond Island Resort にて

6時起床。まだ外は真っ暗。
ペンギンに会えるかと思って海岸まで行ってみたが、一匹もいなかった。


しかし、最高に美しい朝焼けがそこに。


Sunrise at Diamond Island Resort
しばらく言葉が出ない


Sunrise at Diamond Island Resort
Sunrise at Diamond Island Resort
Sunrise at Diamond Island Resort

Sunrise at Diamond Island Resort
Sunrise at Diamond Island Resort
Sunrise at Diamond Island Resort
前方に見える島が、ホテルの名前の由来となった Diamond Island。


朝食は部屋で食べる。パンなどは用意されていて自分で焼く。肉や卵が無いのが寂しい。

Bicheno 〜 Freycinet National Park


車で5分の Bicheno 市街へ行き、Visitor Information で情報収集した後はまたいつもの IGA で買い物。今日の昼食は展望台か車の中になる。


Freycinet National Park の入口の町、Coles Bay でガソリンを入れた。
ガソリンスタンドは、町の Information と、コンビニが一体になった田舎らしい建物。


Information に有益な情報は何も無かったけど、めずらしく日本人に会った。
日本人にあったのは Cradle Mountain Lodge 以来この旅行二ヶ所目か。まさかこんなところで、と、お互い言い合った。


Coles Bay
Coles Bay の Inofrmation から歩いて2分ほどの海岸。


Wineglass Bay Track
公営駐車場に車を停め Wineglass Bay が見える場所を目指して歩く。


Wineglass Bay Track
最初の展望台 Coles Bay Lookout より。Wineglass Bay とは反対の西側方面。


Wineglass Bay Track
大きな岩が両側から迫る。


Wineglass Bay - Wineglass Bay Lookout
目的地の展望台 Wineglass Bay Lookout に着いた。7〜8人の先客がいる。


Wineglass Bay はタスマニアの名所としてよく写真で見るが、湾の反対側の山の上から撮った物が多い。ここからだとちょっと遠く、湾の一部が山で隠れる。


少し腹ごしらえをして山を下る。


Wineglass Bay Track
おもいー


帰りは約30分で駐車場まで下りてきた。

Rossへ

また車に乗って東へ。


at Tasman Highway
30分ほど走ったところ。遠くに見える山々が、さっき歩いた Freycinet National Park。


at Lake Leake Road
天気が悪くなってきた。陽が下まで降りてこない。

Ross

Ross Village Bakery - Church St at Ross
14:30 やっと Ross の町に着いた。メインストリート。
左の黄色い看板の店が、魔女の宅急便のキキのパン屋さんのモデルとなったと噂される Ross Village Bakery 。


Ross Village Bakery
大量の日本人が押し寄せてケバケバしく観光地化されていることを恐れていたが、そんなことはなかった。
いくつか魔女の宅急便のグッズは飾られていたものの、とてもいい雰囲気のパン屋さんだった。
おばさんに話を聞いたところ、まだ映画は見たことが無いとのこと。
やっぱりタスマニアは日本からは遠いんだ。


Ross Bridge
Visiror Information に寄って Ross Bridge へ。これも古い美しい橋。
町は魔女の宅急便の町と違って小さく、平坦で、海は無い。
しかし、きれいな、かわいい町。


at Ross Bridge
橋の上から。


この町ももっと長くいたかったが、息子がタスマニア初日にパンフレットを見つけて、行きたいと言っていたロープを滑車で滑るアクティビティをするために Launceston に向かった。


Ross の町を出てしばらくして、車の中でさっき買ったパンを食べた。とてもおいしかった!
生クリームの入った菓子パンが特に美味しくて、引き返してまた買おうか悩んだのだが、だいぶ町から離れてしまっていたので断念。「また来よう」という話にした。

Hollybank Treetop Adventure(予約だけ)

目的のアクティビティのある Hollybank Treetop Adventure は Launceston からは20kmほど離れたところにあり、街の中心部を通りぬけてやっと16:30頃に着いたのだが、もうその日の入場は終わっていた。


実はアクティビティの内容を全く誤解していたことがわかった。
我々が想像していたのは数百円くらいの値段で、20mとか30mとかのロープを滑車で滑るものだったのだが、ここはなんと最長400m。7本のコースを2時間近くかけて周る。準備入れて3時間のツアーだった。当然、予約しておくべき場所であった。


なんとか、翌日の飛行機に間に合う、朝一の予約が取れたのだが、大人は一人分しか空きが無いとのことで、家内は撮影役になってもらうことにした。

Cataract Gorge Reserve

色々話を聞いたり、予約したりして、Launceston に戻ったのはもう18時に近かったが、まだ日が暮れる時間ではないので、市内の公園に行くことにした。


地図で見て、池やリフトがあって楽しそうな Cataract Gorge Reserve というところにしたのだが、行ってみてびっくり。


at Cataract Gorge Reserve
遠くの渓谷の崖の中腹に歩道が見える。
残念ながらリフトはもう動いていない時間であったが、渓谷、吊り橋、展望台など、市の中心街から車で5分の場所とは思えない秘境のようなところだった。


Alexandra Suspenion Bridge
Alexandra Suspenion Bridge(吊り橋)


at Alexandra Lookout
Alexandra Lookout(展望台)から見た Alexandra Suspenion Bridge


Wallaby - Cataract Gorge Reserve
野生のワラビーもいた。
Launceston の街を通ったとき、すごい都会と感じていたので公園の秘境ぶりに驚いた。

Launceston

ここでもスーパー IGA で飲み物やヨーグルトなどを調達。
我々にしては珍しく中華料理店(Dynasty Chinese Restaurant)で夕食にした。美味しかった。



宿泊は York Mansions というB&B。2つのベッドルームとは別にリビングとキッチンがあり、すべてアンティーク家具や美術品で埋めつくされているという我々には似合わない豪華なところ。




8日目:空中滑走(canopy tour)〜シドニー〜帰国 へ続く)


1日目:シドニー〜ホバートはこちら)
2日目:エアウォーク、ウエリントン山、ホバートはこちら)
3日目:リッチモンド〜セントクレア湖〜ストラーンはこちら)
4日目:West Coast Wilderness Railway〜Henty Dunes大砂丘はこちら)
5日目:クレイドルマウンテン国立公園でハイキングはこちら)
6日目:クレイドルマウンテン〜ワイルドライフパーク〜東海岸はこちら)

タスマニア旅行記(6:クレイドルマウンテン〜ワイルドライフパーク〜東海岸)

1日目2日目3日目4日目5日目のつづき)

6日目:2010年3月25日(木)

Wildlife Park等に寄り、景色を楽しみながら移動する日。



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Cradle Mountain Lodge にて

Wallaby - Cradle Mountain
朝、コテージの前でワラビーとご対面。


Cradle Mountain Lodge
前日の午後に引き続き天気が良く、明けたばかりの朝は空が青く濃く、池はさらに青く濃く、鏡のよう。
タスマニアの川や池は透き通った紅茶色で独特の味わい。
朝6時半に起きたのに、10時過ぎにやっと出発。ちょっと池を堪能しすぎた。

東へ

Tree & Sky - Cradle Mountain Rd
晴れたので、途中の道はどこも撮影スポットばかり。
中々進めない。


Gowrie Park O'Neills Creek
Gowrie Park という町の O'Neills Creek というキャンプ場で休憩。ロデオ大会などもする場所らしい。


Mt Roland - Cloude Rd
Mt Roland - Cloude Rd
Cloude Road からの Roland 山。


Dandelion - Cloude Rd
Stock farm - Cloude Rd
こちらは道の反対側。羊や馬も見える。


Mt Roland - Paradise Rd
少し北へ移動し、Paradise Road に入ったところからの Roland 山。

Tasmanian Wildlife Park

Wildlife Park
昼過ぎにやっと Tasmanian Wildlife Park に到着。大人二人と子供一人で$45。
運よくガイドによる無料案内ツアーの時間にあたった。



大人と子供のウォンバットを抱っこさせてもらえた。大人は大きくて重い。


Tasmanian devil - Wildlife Park
タスマニアデビルは低い塀で囲われた数か所のエリアに2〜3匹づつ入れられている。



餌付けを見ることができた。餌は皮と骨の付いた肉。肉というより死骸という感じ。
それをけんかしながら食べる。相手を威嚇したり綱引きしたり。面白かった。


ツアー終了後は森の中のカンガルーへの餌付けができた。


Honey Farm
Wildlife Park からそれほど離れていない場所にある Honey Farm というはちみつ製品の店に寄った。
老人の団体で混雑していた。


Sorell St. - Chudleigh
Honey Farm のある Chudleigh はとても小さな町で、メインストリートもほとんど車が来ない。

ひたすら東へ

Blue sky & Grassland - Tasmania
1号線から [A4]Esk Main Rd(エスキモーハイウェイ?)へ入ったところ。


Blue sky & Grassland - Tasmania
撮影ポイントが絶え間ない。


Sky & Grassland - Tasmania
夕方になってやっと東海岸に到着。


Blue sky , Sea & Sheep - Tasmania
海辺にも羊がいる。
青い空。


目的のホテルの直前に - ペンギン注意 - の道路標識があった。
後で写真を撮りに行こうと思って忘れてしまい後悔。

Diamond Island Resort

Sunset - Diamond Island Resort
なんとか日没前に Bicheno の近くの Diamond Island Resort に到着。
ここもちょっとリッチなホテル(コンドミニアム)。
半日で出発するのがもったいない。


実はここはホテルの前がペンギンの住みかになっているが、ツアーの方が良く見えるというのでツアーに参加した。
ツアーはペンギンが上陸する場所を押さえていて、ツアーに参加しない人はペンギンを見るのが困難なようになっている。


Diamond Island Resort はそれとは別にペンギンの上陸エリアをほんの一部押さえている。
(同じ会社が運営していると思う)


ツアーでは集団でよちよち上陸してくるペンギンを見ることができた。
近くに人間がいることに気付いたペンギンの集団が5分以上同じ場所でどうしようか迷っている様子が可愛かった。
残念ながら、ツアーは写真禁止。フラッシュがペンギンに有害なのだが、フラッシュ無しの写真も禁止のため、ペンギンの集団の写真は撮れなかった。



ツアー終了後、ホテルの前のペンギンを探しに行ったが、草藪に隠れていて一部しか見れなかった。
写真は懐中電灯の明かりで撮ったが、あまり良く撮れなかった。


Diamond Island Resort
雲が少しあったが、星がきれいだった。




7日目:ワイングラスベイハイキング〜ロス〜ローンセストン へ続く)


1日目:シドニー〜ホバートはこちら)
2日目:エアウォーク、ウエリントン山、ホバートはこちら)
3日目:リッチモンド〜セントクレア湖〜ストラーンはこちら)
4日目:West Coast Wilderness Railway〜Henty Dunes大砂丘はこちら)
5日目:クレイドルマウンテン国立公園でハイキングはこちら)
8日目:空中滑走(canopy tour)〜シドニー〜帰国 はこちら)

タスマニア旅行記(5:クレイドルマウンテン国立公園でハイキング)

1日目2日目3日目4日目のつづき)

5日目:2010年3月24日(水)

タスマニアでのハイライト。一日中 Cradle Mountain National Park でのハイキングに浸る日。



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Cradle Mountain Lodge
朝の Cradle Mountain Lodge。天気悪い。


車で Cradle Mountain Transit Terminal へ行き、国立公園入園料を払ってバスに乗る。
歩く場所まで直接車で行くこともできるが、行きと帰りで違う地点になる可能性があるのでバスにする。


Transit Terminal から20分弱で Dove Lake に到着。

Dove Lake Circuit ハイキング


バスの時刻表(Cradle Shuttle Bus Service SUMMER TIMETABLE FROM March 2010)
こういう情報はなるべく写真に撮っておく。後で役に立つことが多い。


Cradle Mountain - Dove Lake
一部晴れてきたが Cradle Mountain は雲に覆われている。
曇りで風が強く、寒さに耐えながら歩き始める。道は木道で歩きやすい。


Dove Lake
歩き始めの頃に寄れる岩。
上ではしゃがなければ危険ではないが、子供が間違って入らないようにゲートがあって、大人でも気が付きにくい高い所に鍵を解除できるレバーがあった。


Cradle Mountain - Dove Lake
岩の上から。


Cradle Mountain - Dove Lake
歩いているうちに天気がよくなってきた。午前中は雨の予報だったが、はずれてよかった。


Dove Lake の一番奥でお弁当にした。前日にスーパーで買ったパンや生ハムなど。
たくさんの人から声がかかる。(もちろん英語で)
「こんにちは」
「おいしそう」
「いいね!」


息子は歩けば歩くほど調子が出てきて、先に行かないよう抑えるのが大変。
私は途中何度も写真撮影のために停まる。走って追いつく。


Cradle Mountain - Dove Lake
湖の色は透き通った茶色。


Cradle Mountain - Dove Lake
後半は多少アップダウンがあり、湖の水に触れられる場所もあり、景色の良い高所も出てくる。Cradle Mountain が美しい。


Dove Lake
湖を3/4くらい周った辺りから、さらに良い撮影ポイントがたくさん出てきた。


Cradle Mountain
朝は雲で見えなかった Cradle Mountain もくっきり見えるようになった。


Cradle Mountain - Dove Lake
ボート小屋が絵になる


Cradle Mountain - Dove Lake
Cradle Mountain - Dove Lake
湖を一周して、別のコースへ行きたかったが、息子が疲れて歩けないというのでバス乗り場へ。


※ 今回の湖一周コースの経路にそった多くの写真を EveryTrail に載せました。
※ Dove Lake Circuit - Cradle Mountain National Park - Tasmania, Australia



Dove Lake Track ハイキング

Cradle Mountain - Dove Lake
一旦バスで Transit Terminal に戻ったのだが、息子はそこでアイスクリームを食べたら体力が復活したというのでまたバスに乗り Dove Lake に戻る。



先ほど歩いた Dove Lake Circuit と、これから歩く Dove Lake Track の地図。
最初は登りだが、そのあとはずっと下りになる。


Cradle Mountain - Dove Lake
再度 Dove Lake 越しに見る Cradle Mountain を堪能する。


Cradle Mountain - Lake Lila
軽く峠を越えて、かわいい名前の湖 Lake Lila が見えてきた。
左奥に Cradle Mountain
岩の丘の頂上は Marions Lookout


Cradle Mountain - Dove Lake Track
さらに少し下って Ronny Creek 方面が見えてきた。


Cradle Mountain - Dove Lake Track
これまでとは植生がだいぶ変わり、少し湿地帯がまじってきた。


Cradle Mountain - Dove Lake Track
相変わらず撮影スポットが続く。


Cradle Mountain - Dove Lake Track
日が落ちてきた。


Cradle Mountain - Wombat
野生のウォンバットに会った。
歩道近くにいくつも糞があったので少し期待していたが、太陽が出ているうちは会えないかとも思ってた。


Cradle Mountain - Dove Lake Track
もこもこした草が面白い。
絵本「1ねん1くみ1ばんげんき」に出てくる黒沢君の髪形にそっくりなので、ずっとみんなで「くろさわくんがあちにも、こっちにも」と話していた。


Cradle Mountain - Dove Lake Track
Ronny Creek(川)を渡った。橋が絵になる。


Cradle Mountain - Wombat
ウォンバットの親子!


Cradle Mountain - Wombat
ウォンバットの親子は我々を怖がらないし、かといって餌を求めて寄って来たりもしない。
この時もただ木道を横切っただけ。我々のことはまったく無視。自然のままということだろうか。


朝、写真を撮っておいた時刻表を確認し、終バスに間に合うギリギリまでウォンバットを見ていた。


Ronny Creek car park ( bus stop )
ちょうど日が落ちたころ、Ronny Creek から最終のバスに乗った。
(寒いので反対行きに乗って隣の終点でそのまま折り返し)


Dove Lake 一周の後、そのまま歩き続けていたら、もう1つか2つ先のバス停まで歩けたと思われる。ちょっと残念だが、今日周ったところだけでも十分満足。


※ この経路も EveryTrail に Trip を作成し、他の写真も載せました。
※ Dove Lake Track - Cradle Mountain National Park - Tasmania, Australia

Cradle Mountain Lodge にて

Southern Cross
夜は星がきれいだった。南十字星もよく見えた。


Possum - Cradle Mountain
星の写真を撮っていたら、コテージの屋根からポッサムが降りてきた。


6日目:クレイドルマウンテン〜ビチェノ へ続く)


1日目:シドニー〜ホバートはこちら)
2日目:エアウォーク、ウエリントン山、ホバートはこちら)
3日目:リッチモンド〜セントクレア湖〜ストラーンはこちら)
4日目:West Coast Wilderness Railway〜Henty Dunes大砂丘はこちら)
7日目:ワイングラスベイ〜ロス〜ローンセストンはこちら)
8日目:空中滑走(canopy tour)〜シドニー〜帰国 はこちら)

タスマニア旅行記(4:West Coast Wilderness Railway〜Henty Dunes大砂丘)

1日目2日目3日目のつづき)

4日目:2010年3月23日(火)

15時頃まで機関車に乗るツアーに参加し、車で Henty Dunes(砂丘)を経由して Cradle Mountain へ移動する日。



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West Coast Wilderness Railway

朝、ホテルから歩いて Strahan Activities Booking Centre へ行き、機関車に乗る現地ツアーを予約した。
ツアーのバスで Queenstown へ行き、そこから West Coast Wilderness Railway 鉄道の機関車に乗る。


Map of West Coast Wilderness Railway
元々は鉱山のための鉄道だが、今は観光に使われている。


Turntable of Queenstown station
前日にも見た Queenstown 駅の人力の転車台


Queenstown Station
Queenstown 駅構内。
写真を撮ってたら出発の時間ギリギリになってしまい、車掌から「Old Boy」と叱られてしまった。


Lynchford Station
Lynchford 駅にて


West Coast Wilderness Railway
Lynchford 駅で砂金洗いを体験。おじいさんおばあさん達も楽しそう。


West Coast Wilderness Railway
機関車は途中の駅で何度も水の補給を繰り返す。
そのたびにみんなで機関車の前に行って記念撮影。
(ちなみに、このツアーに日本人は我々だけ。白人ばっかり)


Dubbil Barril Station
Dubbil Barril 駅で、新しい機関車・客車と入れ替え。双方の機関車が向きを変える。


Dubbil Barril Station
転車台で回転するところを見学。人力。機関士・運転士さんが自ら押して回す。


West Coast Wilderness Railway
シダなど、雨の多い地域特有の森を抜け、Lettes 湾に出るとすぐ終点の Regatta Point 駅。

Strahan

Strahan
駅からツアーのバスで5分ほどで Strahan に戻る。


Strahan
Strahan は小さな美しい町。絶好のロケーションにある Strahan Village で少し写真タイム。


レンタカーに給油して出発。

Henty Dunes

Henty Dunes はすごいいいところなのだが、観光地になってなくて、入口の看板がただのキャンプ場にしか見えず、一旦通り過ぎてしまった。


Henty Dunes from Lookout
5kmほど過ぎたところに展望台があって、そこから通り過ぎた大砂丘がよく見えた。


キャンプ場入口まで引き返して、オフロードを少し進んだところに砂丘への入り口があった。


Henty Dunes
急斜面の砂の山を登ると、一面の砂地が広がっていた。


Henty Dunes
鳥取砂丘と違い、ところどころに堅い土のところと木があるが、遥か遠方まで続いている。



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少しは中心部の方へ歩いたつもりだったが、GPSの経路をみると、砂丘全体に比べれば、駐車場の位置からほとんど移動してなかった。

Cradle Mountain National Park へ

Rosebery town
Henty Dunes から Cradle Mountain までは特に観光は無く、Rosebery のスーパー(例によって IGA )と、トイレ休憩に Zeehan と Tullah の町に寄っただけ。写真は Rosebery の公園。口にピアスした若いお姉ちゃん達に声をかけられ、一緒に写真を撮った。


Cradle Mountain エリアに着いたときはすでに暗く、Transit Station が閉店していた。
ここで初めて野生のワラビーを見た。



Cradle Mountain Lodge はちょっとリッチな山岳リゾート。
ビリヤードのあるレストランで食事し、ピアノの演奏と老人達の歌声で賑やかなダイニングでコーヒー。


部屋はコテージ。
夏だが寒かったので暖房をつけたら、暖炉に火がついた。コテージの外には大量のマキがあったが、暖炉はガスだった。マキは冬用だろうか??


5日目:クレイドルマウンテン国立公園でハイキング へ続く)


1日目:シドニー〜ホバートはこちら)
2日目:エアウォーク、ウエリントン山、ホバートはこちら)
3日目:リッチモンド〜セントクレア湖〜ストラーンはこちら)
6日目:クレイドルマウンテン〜ワイルドライフパーク〜東海岸はこちら)
7日目:ワイングラスベイ〜ロス〜ローンセストンはこちら)
8日目:空中滑走(canopy tour)〜シドニー〜帰国 はこちら)

タスマニア旅行記(3:リッチモンド〜セントクレア湖〜ストラーン)

1日目2日目のつづき)

3日目:2010年3月22日(月)

Hobart から古い街 Richmond に寄り、タスマニア島中心にある Lake Saint Clair に寄って西海岸に近い Strahan へ行く日。



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Hobart で銀行に寄って両替し、Richmond へ向かった。
Richmond は Hobart 空港に近く、初日に空港から Hobart に向かう途中に立ち寄っておけばかなりの時間の節約になったのだが、宿泊先に直行してしまった。疲れに負けた判断ミスだった。

Richmond

Richmond Map
Richmond は古い町で、オーストラリア最古1822年建設開始の橋と、オーストラリア最古1836年建設開始の教会がある。


St John Catholic Church
オーストラリア最古の教会 St John Catholic Church


St John Catholic Church
小さいけれどきれいで、古臭くは無かった。記念にろうそくを買って火をつけて立てたが、貴重な教会だけにちょっと怖かった(ろうそくを倒さないように)。


Richmond Bridge
橋の中央に「AD 1823」と書かれているオーストラリア最古の Richmond Bridge
餌を持っているおばさんがアヒルたちに追いかけられている。



町で見かけた現役の TOYOTA 車。
当時日本でアメリカでのバッシングで大騒ぎだったから、「これ乗っている人は TOYOTA 好きなんだろうなあ」と思いながら写真撮った。


でも、これ、ほんとに TOYOTA 車だろうか!?

西へ

at Lyell Highway
タスマニア東海岸から西海岸へひたすら移動。約300kmある。天気が悪くなってきた。


しばらく牧場だらけの地域が続いたが、途中から牧場も無くなった。
森が続く。


Lake Saint Clair
Lake Saint Clair 。できればここでハイキングをしたかったのだが、時間が無いし、天気も悪かったので、何もせず。

Queenstown

Queenstown View
峠を越え、鉱山の町 Queenstown が見えた。
周りの山は木が小さく山肌が赤い。


Queenstown Post Office
目立つ郵便局。


Queenstown Station
蒸気機関車が転車台で回転し、駅構内に戻るところが見れた。
明日はあれに乗る。

Strahan

Strahan
夜になってやっとこの日の目的地 Strahan に到着。
夕焼けがきれいに見えるとのことだが間に合わなかった。天気も悪かったけど。


Fish Cake ON THE WHARF
Fish Cafe ON THE WARF という店で軽く夕食。グラムチャウダーがおいしかった。


Strahan Village
宿泊先の Strahan Village 。ダブルベッド一つとシングルベッド二つ。広い。


My Devices
私の日課の充電。8種類ある。





4日目:West Coast Wilderness Railway〜Henty Dunes大砂丘へ続く)


1日目:シドニー〜ホバートはこちら)
2日目:エアウォーク、ウエリントン山、ホバートはこちら)
5日目:クレイドルマウンテン国立公園でハイキングはこちら)
6日目:クレイドルマウンテン〜ワイルドライフパーク〜東海岸はこちら)
7日目:ワイングラスベイ〜ロス〜ローンセストンはこちら)
8日目:空中滑走(canopy tour)〜シドニー〜帰国 はこちら)

タスマニア旅行記(2:エアウォーク、ウエリントン山、ホバート)

(つづき。1日目はこちら

2日目:2010年3月21日(日)

Hobart 市街 → Tahune Forest Air Walk → Wellington 山 → Hobart の港



と周る日。天気次第で変更の予定だったけどなんとか全部行けた。




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Hobart

シドニーで買ったiPhone用のプリペイドSIMの問題への対応で出発が遅くなった。

10:40頃やっと出発。



Hobart Visitor Information
まずは Hobart 市街の Information へ行き、Tasmania 全体の情報収集(パンフ集め)。


11時過ぎ、Information を出て車で Tahune Forest Air Walk へ向かった。

途中、ロータリーで道を間違たり、Huonville のスーパーで買い物をして、車の中で昼食をとりながら、約2時間半かかって13:30頃に着いた。


Tahune Forest Air Walk

Tahune Forest Air Walk
高さ20mの橋が600m続くとのこと。

あいにくの雨でレインコートを着る。




森の中を歩いて橋の入口へ。時折巨木がある。遥か高所に橋が見える。


Tahune Forest Air Walk
橋は高いが木も高い。


Tahune Forest Tahune Forest Air Walk
先端はせり出していて、川からの高さは48mらしい。


Tahune Forest Air Walk
橋の先端に仲間が行って帰る間、手前で待っている人もいた。
ここまで来て先端に行かないなんてもったいない。


Tahune Forest Air Walk
川の水が茶色い。木が作り出すタンニンの色らしい。紅茶の川!?。この後タスマニア旅行中に見る川や湖はみんなこういう色だった。



車で山を下りる途中、"Lookout"の表示があったので行ってみたが、展望の開けたところは無かった。巨木があった。

Port Huon

Rainbow at Port Huon
帰る途中、Port Huon という場所で大きな虹に出会った。


Rainbow at Port Huon
虹が登るところがはっきり見える。


虹は写真を撮っている間に消えた。
ここに来るのが10分遅ければ見えなかった。


Mt Wellington

Hobart の手前にある Wellington 山に車で登った。
悪い天気の中、細い道を登る。だんだん道が細くなっていくので、途中、本当に頂上に展望台があるのか不安になった。



展望台も駐車場もあった。こんな天気なので駐車場はガラガラ。
小雨にすごい暴風。車から出るのに勇気が必要。



せっかくきたのだからと駆け足で山頂に登り、逃げるように展望室へ。外は真っ白。


Hobart View from Mt Wellington
風が強いせいもあって、たまに雲が切れて下界が見えた。すぐにまた真っ白になる。


山頂にいた30分ほどの間に訪れた観光客は合わせて20人くらい。みんな寒い寒いと言って展望室へ駆け込む。


展望台オタクの私は暴風の中、一人、外で写真を撮る。


Hobart View from Mt Wellington
こちらの写真は車で少し降りたところ。
山頂は雲の中だったが、ここは下が良く見えた。

Hobart の港

Mt Wellington from Hobart
Hobart に戻ると、さっきまでいた Wellington 山が良く見えた。高いポールが立っているところが山頂。
山頂が良く見えるということは、このときであれば、下も良く見えたということだ。ちょっと残念。


Hobart
少し晴れ間も出てきて美しい夕焼けになった。


IXL Atrium at Hobart
港を囲む倉庫を改造して作られた IXL アトリウムはホテルやギャラリーなどがあり、雰囲気のいいところであったが、夕食を食べるところはなかった。


Hobart
ストランやバーの建物は港の真ん中、埠頭の上にいくつかあった。
FISH FRENZY というところに入った。



近郊の名物であるカキとグラムチャウダーを注文した。
私はカキの評価ができるほど舌が肥えていないのだが、悪くは無かったと思う。でも、グラムチャウダーは翌日に Strahan で食べたものの方がおいしかった。量は十分だったけど。


Hobart
21時近くになると店には人がたくさんいても、外を歩く人は少ない。



別の店に入ってアイスクリームを食べた。ダブルで$4.50。満足。


夜の飲み物を買って宿に戻った。


3日目:リッチモンド〜セントクレア湖〜ストラーン へ続く)


1日目:シドニー〜ホバートはこちら)
4日目:West Coast Wilderness Railway〜Henty Dunes大砂丘はこちら)
5日目:クレイドルマウンテン国立公園でハイキングはこちら)
6日目:クレイドルマウンテン〜ワイルドライフパーク〜東海岸はこちら)
7日目:ワイングラスベイ〜ロス〜ローンセストンはこちら)
8日目:空中滑走(canopy tour)〜シドニー〜帰国 はこちら)